携帯電話各社の顧客囲い込み
携帯電話各社の顧客囲い込みが激化してきた。
5月1日からソフトバンクが攻勢をしかける。
ソフトバンクから携帯電話新規顧客獲得のために、以下の内容がプレスリリースされたのだ。
『ソフトバンクモバイルは、2名以上で新規契約すると商品券をプレゼントするキャンペーン「いっしょに入ろうプログラム」を5月1日から実施する。
「いっしょに入ろうプログラム」は、2名以上で一緒にホワイトプランで新規契約すると、契約したユーザー全員に、後日5,000円分の商品券をプレゼントするキャンペーン。
プリペイドサービス「プリモバイル」や、データ通信カード「ソフトバンクコネクトカード」の新規契約者、および法人ユーザーはキャンペーンの対象外。
キャンペーンを利用する場合はまず、新規契約時に店頭に設置されている専用クーポンを提示して確認を受ける。確認を受けた後、「いっしょに入ろうプログラム」の事務局へクーポンを返送する。』
ちなみにソフトバンクのホワイトプランというのは、
★ 月額基本使用料980円(税込)
② ★ ソフトバンク携帯電話宛へ1時~21時までは国内通話し放題
③ ★ ソフトバンク携帯電話へメール(2Gはスカイメール)し放題
④
ソフトバンクの戦略は、携帯電話の新規顧客の潜在需要を掘り起こすと言うより、他社から顧客を引き抜くという点に重きを置いている気がする。
NTTドコモが顧客の囲い込み方針を発表したばかりだが、ソフトバンクは攻勢をかける状況だ。
2人同時にソフトバンクへ引き抜けば、携帯電話市場のシェアはドンドン上がる。
顧客の方にもメリットがある。
ホワイトプランそのものが、ソフトバンク同士の携帯なら通話料が無料になったりと顧客に対してメリットがあったけど、それに加えて5000円の商品券をつけるという。
携帯電話会社の思惑がどうであれ、我々お客側にとってもメリットが大きい。
2人同時加入なら、それぞれに5000円がキャッシュバックされるようなもんだ。
これが家族なら、1万円の節約になるのだから、堅実な主婦層には大きくアピールできる。
今後の携帯電話会社のサービスの競争は楽しみだなぁ。