北朝鮮の携帯事情 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081226-00000058-mai-int 『【北京・西岡省二】今年春に予定された
北朝鮮・平壌の携帯電話サービス開始が、
盗聴システム整備のため半年以上ずれ込んだ。北京の外交関係者が毎日新聞に明らかにした。
北朝鮮当局は
盗聴システム整備で機密漏えいや体制批判などを抑え込み、
金正日(キムジョンイル)体制に影響を及ぼさないよう管理を徹底させる狙いがあったとみられる。
平壌では今月15日から、エジプトの「
オラスコム・テレコム」が第3世代(3G)方式のサービスを開始した。韓国メディアによると、今回は
平壌の約15万人を対象に運用。端末は1台465ドル(約4万1900円)程度で、
平壌以外の地域とは通話できない。
同社は今年1月、契約期間25年の移動通信事業権を獲得。インフラ設備などを含め最大4億ドル(約360億円)を投資し、4~5月開始を目標に計画を進めてきた。 ところが、開始直前になって、
北朝鮮側が「通話内容を把握するシステムが整備されていない」として最終許可を保留。
同社は中国などから
盗聴用装置を導入した。
北朝鮮では02年11月、
携帯電話の運用が始まり、03年末までに加入台数は2万台を超えていた。だが、04年4月に起きた列車爆発事故に関連して
携帯電話が使われたり、米国が通話を
盗聴していたことが発覚、同年5月に使用が禁止された。』
所変われば事情が変わるのは当たり前だけど、
北朝鮮の携帯電話事情は凄いねぇ。 便利さを追求するより、
盗聴システムを確立する方が重要なんだから。
それだけ
金正日体制に不安を抱えている部分もあるんだろうな。
ケータイを
金正日体制転覆の手段として使われた事で2004年から
携帯電話が禁止されていたなんて知らなかったよ。
日本だと
盗聴自体、犯罪になるけどね・・・。
日本と北朝鮮では
ケータイ事情は180度違うなぁ。 それにしても、
ケータイサービスが開始されても
平壌以外の地域とは通話できないとは、なんとも不便だ。
まあ、
北朝鮮の金正日体制では
ケータイなど普及させたくないというのが本音なんだろうね。
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